小規模事業者持続化補助金の申請の流れ
小規模事業者持続化補助金〈一般型 通常枠〉(中小企業庁)
販路を広げる取り組みにかかる費用の一部を補助する制度です。ホームページ・ネットショップ・顧客管理などのシステムは「ウェブサイト関連費」として対象になる場合があります。申請から入金まで1年以上かかることもあるので、流れを先に知っておくと安心です。
2026/10/02 時点の公式の資料(第20回 公募要領 第8版(2026年7月21日))をもとにまとめています。金額・補助率・締切は回ごとに変わるため、必ず 公式の案内でご確認ください。
申請できる人
申請できる人
- 従業員の少ない事業者(商業・サービス業は5人以下、宿泊業・娯楽業と製造業その他は20人以下。役員や同居の親族などは数えません)
- 会社・個人事業主・企業組合・士業法人、条件を満たす NPO 法人
申請できない人・事業
- 医療法人・社会福祉法人・学校法人・宗教法人・一般社団法人・一般財団法人など
- 医師・歯科医師・助産師
- 診療報酬・介護報酬が出るサービスなど、国のほかの制度と重なる事業
対象になる費用
Brave On の仕事(ホームページ・システム・研修など)に関係するものを中心にまとめています。
対象になりうるもの
- 販路を広げるためのホームページ・ネットショップの制作・改修・更新
- 顧客管理などのシステムやアプリの開発、業務の効率化のためのソフト
- 効果や作業内容がはっきりした検索対策(SEO)、サイトに載せる写真や販売用の画像・動画
対象にならないもの
- ウェブサイト関連費だけでの申請(ほかの経費と組み合わせて申請します。上限もあります)
- ホームページやシステムについての相談・助言(コンサルティング)の費用
- 販売するためのシステムの開発、求人のページ
- 補助事業の期間内に公開・運用まで行かなかったホームページ
申請から入金までの流れ
- お客様
- 発注先
- 商工会・商工会議所
- 事務局など
図は左右に動かして見られます。箱を押すと、その手順の説明へ移ります
手順の詳しい説明
- お客様
GビズIDプライムを取る
電子申請に必要なアカウントです。取得に数週間かかることがあるので、早めに申し込みます。ID とパスワードは人に教えません。
- お客様
経営計画と補助事業計画をつくる
電子申請のシステムに入力します。売上をどう増やすかを根拠つきで書きます。ほかの人の手を借りた場合は、相手と金額を書く決まりです。
- 発注先
作るものの見積を出す
計画に合わせて、作業ごとの内容と金額が分かる見積を出します。「一式」の見積は使えません。
- 商工会・商工会議所
事業支援計画書(様式4)の発行
入力した内容を持って、地域の商工会・商工会議所で確認を受けます。代理人だけでは依頼できません。発行の締切は申請の締切より前です。
- お客様
電子申請
計画・様式4・決算書などをそろえて申請します。1つの回に申請できるのは1件だけです。
- 事務局など
審査と採択の発表
書類だけで審査されます。採択されたら通知が届きます。
- お客様
見積書を出す → 交付決定
採択のあと、すべての経費の見積書を出します。金額によっては2者以上の見積が必要です。審査を経て交付決定の通知が届きます。
- お客様
交付決定のあとに発注・契約
交付決定日より前の発注・契約・支払いは対象になりません。採択の通知だけでは始められません。やりとりは書面で残します。
- 発注先
制作・納品・公開
補助事業の期間内に公開し、販路を広げるために使い始めます。
- お客様
支払い
銀行振込が基本です。期間内に支払い(カードなら口座からの引き落とし)まで終えます。
- お客様
実績報告
事業が終わってから決められた期限までに出します。サイトの画面の写しと URL、見積書・発注書・納品書・請求書・振込の記録などを付けます。
- 事務局など
確定検査 → 請求 → 入金
書類の確認(必要なら現地の確認)のあと補助金の額が決まり、請求すると振り込まれます。補助金は後払いです。
- お客様
事業効果の報告
事業が終わってから1年後に、効果を報告します。書類は5年間保管します。
主な書類
申請のとき
- 経営計画・補助事業計画など(システムに入力)
- 事業支援計画書(様式4。商工会・商工会議所が発行)
- 法人は直近1期の決算書、個人は確定申告書類
採択のあと
- すべての経費の見積書(相見積、または相見積ができない理由書)
実績報告のとき
- 実績報告書と支出の内訳
- 見積書・発注書または契約書・納品書・請求書・振込の記録
- 作ったサイトの画面の写しと URL
- 一定の金額以上で作ったサイト・システムは財産の管理表
発注先との取引の決まり
- 親族や関係会社、自社の役員・従業員への発注は対象になりません
- 見積は作業ごとの内訳で出します(「一式」「諸経費」などは不可)
- 一定額を超える現金払い、小切手・手形・相殺での支払いは認められません
- 値引きと同じ金額を後から戻す(キャッシュバック)ことは制度の目的に反します
- 申請書の作成代行の費用は対象になりません
- 一定の金額以上で作ったサイト・システムは、決まった期間、勝手に処分できません
対象外・取消しになりやすい点
-
交付決定の前に発注・契約・支払いをした
-
期間内に公開・支払いが終わらなかった
-
採択後の見積書を期限までに出さなかった
-
計画をご本人が考えていない、または支援を受けたことを書いていない
-
実績報告を期限までに出さなかった
Brave On がお手伝いできること
- 計画に書くホームページ・システムの内容の整理と、作業ごとの見積
- 相見積が必要な場合の対応(見積の内訳をそろえる)
- 交付決定のあとの制作と、期間内の公開
- 実績報告に使う画面の写し・URL・納品書類の用意
- 申請書の作成や提出の代行はしていません